作者が喋り過ぎるのはよくないことですが、
少しだけ著書の紹介をします。

(本ごとに大分、色が違うので、お好みに合わせて選んでいただければ、と思います)。



『人のセックスを笑うな』

デビュー作。
普通の恋愛小説です。

(装丁は町口覚さん、写真は佐内正史さん)。

(2004年11月 河出書房新社刊)


『浮世でランチ』

主人公は、14歳の丸山君枝と、
25歳の丸山君枝。
中学生が宗教ごっこをする話と、
会社を辞めて東南アジアを旅する話が、
同時に進みます。
昼ごはんを誰と食べるか? というところで、
会社員の読者の方から賛同をいただけることが多いです。

(装丁は町口覚さん、写真はmasacova!さん)。

(2006年9月 河出書房新社刊)



『指先からソーダ』

朝日新聞土曜版で連載していた「指先からソーダ」に、
様々な媒体に単発で発表した散文を加えた、
ファーストエッセイ集。

新聞ということで、
世代や性別を越えて読んでいただけるように、
書き綴りました。

デビューしたばかりの、
異様な緊張感でいっぱいです。

(写真は梅佳代さん)。


読後に世界が少しだけ違って見えるような本を作りたい、と思って上梓しました。

(2007年6月 朝日新聞出版刊)




『カツラ美容室別室』

一行一行の感じを、人物と人物の間を、文章のリズムを、味わっていただきたいです。

お花見からお花見まで、
一年間が流れます。

大人の友情小説。

(装丁は町口覚さん、写真は大森克己さん)。


この本は、河出書房新社から出版した、三冊目の書籍です。

(作家ならば誰でもデビュー媒体に思い入れがあるのではないでしょうか。
私も、河出書房新社の「文藝」で書かせてもらい、その後書籍化したこれらの三作(『人のセックスを笑うな』『浮世でランチ』『カツラ美容室別室』)には、
言い尽くせない心があります。
河出の編集者さんには、本当に良くしていただいたので、
また、この出版社で本を作らせていただけたらいいな、と思っています)。

(2007年12月 河出書房新社刊)




『論理と感性は相反しない』

読んでくださるあなたが大好きです!


自由な感じに読んでいただけたらいいな、と思っています。

かなりポップ。

(ちなみに、アパート跡地を見るのは、実際に行きました)。



音楽や美術も好きだという方から、
「この本がいちばん好き」と言っていただくことが多いです。


(装丁は名久井直子さん、イラストは宇野亜喜良さん)。
 

この本は、二十代の終わりに、ふざけ切った感があります。

(私も力を入れましたが、
同い年の編集者さんも一生懸命仕事してくれました。
本当はケンカなんてしていません。
ものすごく有能な編集者さんです。
どんなに感謝しても足りないくらいです)。

(2008年3月 講談社刊)




『長い終わりが始まる』

今、自分のいる共同体の中で、
居場所がないと感じている人、
小さなコミュニティにしばられて、
視点がどうしても動かせない人、
そんな方に読んでただきたいです。

「居場所がなくても、生きられる!」

(装丁は名久井直子さん、写真は中野正貴さん)。

(2008年6月 講談社刊)



『手』

男の人に読んでもらいたい。
そこで、男性モデルの装丁にしようと思い、
表紙は担当編集者さんにお願いしました。
(本の内容にはまったく関係ありません)。

ふざけて、
裏表紙の裏にも写真を載せてもらって、
「著者と間違えられたいいな」と思っています。

帯文は私が考えました。

というか、全部、私がふざけて作りました。

(『人の……』が候補になったときの芥川賞だった『グランドフィナーレ』がロリコンなら、
これでふざけてやる! という感じ)。


(私の本を初めてて読む、という方には、この本はあまりお勧めできないです。
2、3冊目に読んでいただけたらいいなあ、と思います)。

冗談言って、神様を笑わせながら、生きてやる!


(装丁は町口覚さん、写真は元田敬三さん)。

(2009年1月 文藝春秋刊)






『男と点と線』 

地球を旅する小説集

「慧眼」 クアラルンプール 68歳の男
「スカートのすそをふんで歩く女」 パリ 22歳の女
「邂逅」 上海 32歳の男
「膨張する話」 東京 17歳の男
「男と点と線」 ニューヨーク 42歳の男
「物語の完結」 ウシュアイア、ブエノスアイレス 28歳の女

旅情があるかもしれない。
(私は登場する全部の国へ行ったことがあります)。

(装丁は新潮社装幀室、装画は民野宏之さん「LEGO」より)

(2009年4月 新潮社刊)






『ここに消えない会話がある』 

職場小説です。

一行一行、丁寧に書きました。

(装丁は祖父江慎さん、写真は佐内正史さん)

(2009年7月 集英社刊)



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